アトリエの経営

このアトリエは月謝制ではありません。
1 人数に頼らない経営の安定化

子どもの人数に寄りかかる月謝制では、アトリエの自走経営は不可能です。このアトリエは状況に応じて閉じたり、あるいは予定外に開けたりします。また人数が多くなりすぎると創造的な場が保たれないため、限定的な人数が望ましいと考えます。

2 子どもの自主性を最も重要視する

子どもにとっても保護者にとっても月謝制は義務的な参加になってしまいがちです。ここは子どもが自主的に選択して来ることが第一条件です。保護者には第三者的な立ち位置で関わってもらうことで、アトリエ内での子どもとの対等な関係性が円滑に作りやすいと考えます。

3 大きな範囲で子どもの創造性を守る

保護者だけが子どもを守り育てるのではなく、子どものアイディンティティは地域を超えたもっと大きなコミュニティや目線の中で育まれ守られることが必要だと考えます。そのためには保護者の負担を配分し、子ども自身が選択権を持てる環境作りはとても重要です。

4 子どもと他分野の作家や職人との体験

子どもにはアトリエ以外の、多様な感性や技術や手仕事にも触れてもらいたいと考えています。
他分野の専門家を不定期に呼び、多角的な創造性に触れてもらいたいのです。そのためには当然経費が必要となってきます。


保護者の負担を軽減し、安定的にアトリエを継続させ、未来創造的な経営をするためには、なるべく多くの人々の関心と協力をいただきながら(今これを読んでくださるあなたのような)、このアトリエとして皆さまに提供できる最大のことを発信して、それを経営に活かすことにしました。


  • 毎月満月と新月の日にメルマガ形式で、月1~2回のアトリエの制作内容や子どもたちについての考察(作品写真や映像など)が配信されます。
  • 子どもが自主制作した記事や映像など。制作者(子ども)には仕事料が支払われ、ここでも自分の作ったものが経済を生む体験をしてもらいます。子どもの作品を販売する際のマージンなどは徴収しないため、この収益が実質のアトリエの全収益になります。
  • 入会した方にはアトリエのワークショップなどの催しや、販売するものの優先権などがあります。例)5口なら月々2500円。何口でも購入可能です。応援するゆとりがある方は、ぜひお願いします。

※退会、口数を減らしたい方は下記ページよりご連絡ください。

定期購読の退会・変更はこちら

<アトリエ参加の保護者さまへ>

このアトリエは月謝制ではありません。保護者の方にも上記有料配信を購入していただきます。何口購入するかは、経済状況や価値観などを各ご家庭で話し合って決めてください。子供と作家の距離感を優先したいため保護者の方も第三者になっていただきます。

このアトリエは作品を売ることや、お小遣い稼ぎをするのが第一目的ではなく、個々の創造性の種を発芽させることが重要であり、これには当然時間が必要です。この体験が彼らにとって今後どのような道を歩もうと根本に「自分の創造性で自立する」感覚をつけていくことが最も重要だと考えています。また、日本では教育に「経済」が著しく欠けています。経済を生む感覚は子供のうちから真っ当につけておくことは重要です。そうすると、それぞれに合った生き方がしやすくなるからです。

※随時企業などの協賛は募集しております。

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